2012年4月7日土曜日

ビートルズJr.たちが新バンド結成!?

ビートルズJr.たちが新バンド結成!? 


ビートルズのメンバーの子供たちがバンドを結成するか?というニュースがありました。ビーチボーイズのブライアンの娘たちは、ウイルソン・フィリップとしてビーチ・ボーイズ(Beach Boys)とママス&パパスの楽曲を取り上げたカヴァー集『Dedicated』を発売する。本作では、ママス&パパスからは、彼らのカヴァーで知られる「Dedicated To The One I Love」のほか、「California Dreamin'」「Monday Monday」「Twelve Thirty」「Got A Feeling」を、ビーチ・ボーイズからは「Wouldn't It Be Nice」「God Only Knows」「Don't Worry Baby」「In My Room」「Good Vibrations」を、それぞれ取り上げています。


 ビートルズの息子たちがバンドを組む!? もし実現したら夢のようなスーパー・バンドだが、それもまんざら不可能ではないらしいことを、ポールの息子ジェームズがインタビューでほのめかしている。

34歳になるミュージシャン&シンガー・ソングライターの彼は、過去にポールのアルバムでもギタリストとして参加しているが、このたび“ライト”という名義で2枚のEPをリリースし、改めてソロ・アーティストとしてのキャリアを始めようとしている。アビーロード・スタジオでレコーディングを行ない、伝説的な“キャバーン”でのライブも実現させ、まさに父親と同じ道を歩まんとしている期待の“大型新人”である。

そのデビューに伴い、先日行なわれたBBCによるインタビューでは、自身のこれまでのキャリアや音楽を始めた幼少の頃の思い出、偉大な父親との親子関係に至るまでを、赤裸々に答えている。その中で最後に「他のビートルの息子たちと“次世代ビートルズ”を結成する、なんてことはあったりしますか?」という夢のような質問があがったのだが、なんとジェームズは「あり得ない話じゃない」と肯定的な返事をしている。

「リンゴの息子のザック・スターキーはあまりやりたがらないだろうけど、ジェイソン(もう一人の息子、ドラマー)はやりたがるかも。僕はもちろんやる気あるよ。ショーン(レノン)も、ダーニ(ハリスン)もきっとやぶさかではないと思う」とのことで、「その話は過去にあがったことはある?」との質問には「まあ、少しね。もちろんまだ分からないけど、自然にそういう流れになったら良いよね」と話している。

実際ショーン・レノンはキャリアも才能も(日本ではお茶の間でも知られている人気者)ある優れたソロ・アーティストだし、ダーニも最近、エレクトロな要素やサイケな感触のあるクリエイティブな新バンドを始めるなど活動的なミュージシャンだ。もしこの“第2世代ビートルズ”が実現したら、ただ子供たち同士が集まっただけのバンドでは終わらない、本物のスーパー・バンドになるはずだ。きっとビートルズとは全く違うバンドになるだろうけれども、がっかりさせられることはないのでは。その新世代ビートルズがいずれまた音楽の歴史に新たなページを加えてくれる日が訪れるのを、首を長くして待ちたい。(2012年4月6日)

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