竹流金と菊桐金錠
大阪城が落城の際、持ち出されたものが大川(旧淀川)に落ち、そのうち昭和10年(1935年)各々4枚が川で蜆採りをしていた人に拾われた、本当に偶然の発見だったというもので、現在は各々2枚が現存しているという大変貴重な金塊で、値段がつけることのできないものだということでした。造幣博物館のみで保管展示されている貴重品です。こんな説明を聞いていると、大阪城落城のとき、この軍資金を持ち出そうとした人達の様子や、昭和になってからの発見時の興奮が伝わってきそうで興奮しました。大阪城のご金蔵には、軍資金としてこの金塊が一杯あったんだろうと想像しました。司馬遼太郎の小説「城塞」を思い出しました。
竹流金 |
菊桐金錠 |
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