ビッグイシューのことを知っていますか?
NHKのルソンの壷で「ビッグイシュー」のことを放送していました。
実は、もう5年程前のことになると思いますが、新大阪駅の入り口で「本」らしきものを販売?している人と目が合いました。私は用心深い方なのでティッシュを受け取ったり、お店のビラを受け取ったりはしません。このときも何を言われるか知れませんので知らん顔をしましたが、何者かと気にはしていました。しかし、今「ビッグイシュー」のことを知って残念なことをしたと大変反省しています。
これからは、『利他』の精神で協力したいと思っています。番組で、この運動が成功していることを知って益々、世の中の多くの人がこの『ビッグイシュー』のことを知ってほしいと思いました。
町で見かけたら、是非、協力をお願いしたいと思います。
ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。例えば大阪では野宿生活者の約7割が働いており、過半数の人は仕事をして自立したいと思っています。『ビッグイシュー日本版』は働き収入を得る機会を提供します
定価300円の雑誌『ビッグイシュー日本版』をホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れていただく仕組みです。
販売者は、現在路上で生活しているか、あるいは安定した自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレス状態から抜け出す第1歩に過ぎません。そのため、販売により住まいを得た後も、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。
ビッグイシューの販売者は以下の行動規範を守ります。
- 割り当てられた場所で販売します。
- ビッグイシューのIDカードを提示して販売します。
- ビッグイシューの販売者として働いている期間中、攻撃的または脅迫的な態度や言葉は使いません。
- 酒や薬物の影響を受けたまま、『ビッグイシュー日本版』を売りません。
- 他の市民の邪魔や通行を妨害しません。 このため、特に道路上では割り当て場所の周辺を随時移動し販売します。
- 街頭で生活費を稼ぐほかの人々と売り場について争いません。
- ビッグイシューのIDカードをつけて『ビッグイシュー日本版』の販売中に金品などの無心をしません。
- どのような状況であろうと、 ビッグイシューとその販売者の信頼を落とすような行為はしません。
またビッグイシューの名称で寄付を求められることがあっても、寄付はしないでください。ビッグイシュー日本は有限会社です。私たちは街角での募金活動などは一切行っておりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿