2011年12月20日火曜日

ビーチ・ボーイズ50周年再結成、ニュー・アルバムとツアーが決定!

ビーチ・ボーイズ50周年再結成、ニュー・アルバムとツアーが決定!

ビーチ・ボーイズ50周年再結成、ニュー・アルバムとツアーが決定!

http://www.thebeachboys.com/ に12月16日にアップされたプレス・リリースの翻訳です。
2011年12月16日 カリフォルニア州ハリウッド
ポピュラー史において輝かしい伝説を残したバンド、ビーチ・ボーイズが、2012年、バンド結成50周年を祝って再結成されることになった。メンバーは、ブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストン、デヴィッド・マークス。キャピトル/EMIからの新作スタジオ・アルバムや、記念カタログ発売、さらには4月のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバル(ニューオーリンズ・ジャズ・フェス)へのヘッドライン出演を皮切りにスタートする、50日間におよぶ世界ツアーの他、エキサイティングなイベントが続々発表される予定。
ブライアン・ウィルソン曰く、
「50周年は僕にとって特別だ。みんな懐かしいし、また一緒に新しいレコードを作ってステージに立てるなんてワクワクするよ!」
マイクは語る。
「我々はキャピトル・レコードに集まって、「恋のリバイバル(Do It Again)」を再レコーディングした。これは僕とブライアンの共作で、44年も前にイギリスやオーストラリアでナンバーワンになった曲だ。その時さ。ブライアンがこんな嬉しいことを言ってくれたんだ。「あれからもう何十年も経つっていうのに、なんて素晴らしい声なんだ!」ってね。そのあと、ブライアンが書いた新曲のハーモニーをやっている時、僕にもお返しの言葉を伝えるチャンスが来た。再びこうしてブライアンやアラン、ブルースと一緒にピアノを囲み、従兄弟であるブライアンの天性のヴォーカル・アレンジをじかに堪能できるなんて、心が踊ったよ。デヴィッド・マークスも参加して、あのサーフ・ギターをガンガンに聞かせてくれるのも、今から楽しみだ。子供の頃から音楽が僕らファミリーを結ぶ絆だったからね。これまでそれを世界中のみんなと分かち合ってこれたことは、本当に光栄なことだけど、今再びやれるなんて素敵じゃないか? まったくだ!」
アル・ジャーディン。
「ビーチ・ボーイズは今年カリフォルニア・ホール・オブ・フェイムに選ばれた。兄弟と従兄弟とその友人で細々とバンドを始めた頃からカリフォルニア讃歌を歌ってきた僕らだけど、こうしてファンに再び世界のステージに上がる姿を見てもらい、新しいスタジオ・アルバムと共に僕らの結成50周年を祝ってもらえるなんて、今からワクワクするね。」
ブルース・ジョンストン。
「コンサートでオリジナル・メンバーと再び一緒にブライアン・ウィルソンのメロディーとマイク・ラヴの歌詞を歌えるなんて楽しいだろうなあ。でもブライアンの音楽監督のもと、レコーディング・スタジオのあの雰囲気の中で僕らのヴォーカルは、いったいどんな風になることやら」。
デヴィッド・マークス。
「メンバーやキャピトル・レコードと共に、ビーチ・ボーイズの歴史的な一幕を祝えるなんて、今から楽しみだ。もう50年も経つんだね。再結成することで、これまで支えてくれたファンのみんなに恩返しできるということは、僕にとっても大きな意味を持っている」。
ビーチ・ボーイズはすでにニュー・アルバムのために数曲をレコーディングしており、これからレコーディングされる他の曲とともに完成後、2012年に発売される予定。タイトルは今のところ未定だが、現在生存しているオリジナル・メンバー全員が数十年ぶりに顔を揃えるアルバムとなる。プロデュースはブライアン・ウィルソン、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてマイク・ラヴが名を連ねている。
ビーチ・ボーイズとキャピトル/EMIが協力し、今回の50周年キャンペーンでは、バンドの全カタログに加え、新作ベスト・コレクションや、全キャリアをカバーしたボックスセットなど、2012年はいくつかの記念リリースが予定されている。
EMIグループCEO(最高経営責任者)ロジャー・ファクソンはこうコメントしている。
「ビーチ・ボーイズは世界でもっとも愛された、かつ真のアメリカの象徴である偉大なバンドといっても過言ではない。我々のパートナーシップが50年を迎えた節目の年に、彼らと共に新たな一歩を踏み出せたことは誠に光栄である。再結成した彼らの活躍が今から待ち遠しい。」
EMIミュージック北米COO(最高執行責任者)のコリン・フィンケルスタインはこう語る。
「ビーチ・ボーイズ結成50周年という記念すべき年に、彼らとキャピトル/EMIとの歴史あるパートナーシップが再び引き継がれるのは、誠に喜ばしい。ビーチ・ボーイズはカリフォルニアの太陽と波の文化の魅力を、その音楽で世界の人々に広めてくれた。今回、彼らのニュー・アルバムと記念カタログのリリースという、まさに50年間の集大成に協力できることを、とても楽しみにしている。」
ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバルのプロデューサー/ディレクターのクィント・デイヴィスは語る。
「2012年ジャズ・フェスでオリジナル・ビーチ・ボーイズの再結成が実現したことは光栄だ。時代の最も偉大なアーティストに出演してもらうのが、これまでもジャズ・フェスの第一の使命だったが、間違いなくビーチ・ボーイズは、アメリカン・ミュージックおよびカルチャーの象徴としてその右に出る者はいない。毎年春におこなわれるジャズ・フェスは、グッド・ヴァイブレーションでノリノリになるには最高の場所だ。4月27日、会場の最大ステージで、ビーチ・ボーイズは再び集結する。ラッキーにもそこに居合わせた人々全員にとって、きっとスリリングな同窓会になるだろう。その奇跡と喜びを分かち合えることを、今から楽しみにしている。」
1961年、ビーチ・ボーイズは、まだティーンエイジャーだったウィルソン3兄弟(ブライアン、デニス、カール)と従兄弟のマイク・ラヴ、そしてブライアンの学友のアル・ジャーディンによって、カリフォルニア州ホーソーンで結成された。1962年、キャピトルからの最初のヒットの最中、近所に住んでいたデヴィッド・マークスがグループに加わったが1963年には脱退、1965年には、作曲とプロデュースに専念するためにツアー活動から身を引いたブライアン・ウィルソンの代わりに、ブルース・ジョンストンが参加した。50年という長きにわたり、この記念すべき指標に到達したアメリカ屈指のポップ・バンドがレコーディングし演奏してきた音楽は、夏を彩るサウンドトラックとして、今も世界中から愛され続けている。
ビーチ・ボーイズは1962年7月にキャピトル・レコードと契約し、同年デビュー・アルバム『サーフィン・サファリ』を発表。アルバムは、37週間ビルボードにチャートインし、この若きグループは、きらめくヴォーカル・ハーモニーと肩肘張らないカリフォルニア・スタイルで、世界にその名をとどろかせることになった。ウィルソン/ラヴのコンビからは世界的な大ヒットが数多く生まれたが、ブライアン・ウィルソンが音楽的なリーダーシップを一手に担うようになると、当初のサーフ・ロック中心だったサウンド傾向は間もなくさまざまなテーマへと広がりをみせ、ビーチ・ボーイズは1960年代を代表するアメリカのバンドとなった。
1966年、ビーチ・ボーイズは史上初ともいえる、自身のレコード・レーベル=ブラザー・レコード Inc.(BRI)を設立。バンド・メンバーたちが株主となり、キャピトル・レコードをディストリビューション・パートナーにした。BRIは現在もビーチ・ボーイズの知的財産 - キャピトル/EMIおよびその他のレーベルのカタログや、名称、ロゴ、肖像 - などの管理をおこなっている。
ビルボード/ニールセン・サウンドスキャンによれば、ビーチ・ボーイズはアルバムとシングルをもっとも売り上げたアメリカのバンドとして、今も不動の一位を保っている。さらに彼らは、ビルボードのトップ40チャートにもっとも多くの曲を送り込んだアメリカのグループでもあり(36曲)、アルバム『サウンズ・オブ・サマー ザ・ベリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ』はまたたくまにトリプル・プラチナム・セールスを記録。さらに今年11月に発売され世界中で大評判をよんだ『スマイル・セッションズ』は、ローリング・ストーン誌において、2011年のナンバーワン・リイシューの栄冠に輝いた。
1988年にはロックの殿堂入りした他、レコーディング・アカデミー主催のグラミー賞では、特別功労賞(Lifetime Achievement)賞を受賞するなど、ビーチ・ボーイズは今もアメリカを代表するバンドとして世界にその名をとどろかせている。

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