2012年8月14日火曜日

ビーチ・ボーイズ来日 復興支援語る

ビーチ・ボーイズ来日 復興支援語る

サーフィン・U.S.A」などのヒット曲で知られ、東日本大震災の被災者を支援する活動も行った、アメリカのロックバンド、「ビーチ・ボーイズ」が来日し、14日の記者会見で、日本の復興を音楽で支援したいという思いを語りました。
「ビーチ・ボーイズ」は、1960年代から70年代にかけて、「サーフィン・U.S.A」や「グッド・ヴァイブレーション」などのヒット曲を生み出したアメリカのロックバンドで、去年は、東日本大震災の被災者を支援するため、チャリティーのシングルレコードをアメリカで発売し、すべての売り上げを日本赤十字社に寄付しています。
今回、デビュー50周年を機会に来日し、東京都内で記者会見しました。
会見では、チャリティーを呼びかけたメンバーの1人、ギタリストのアル・ジャーディンさんが、代表曲を引用し、「ぜひ、ポジティブに考えて、『グッド・ヴァイブレーション』で生きてください。復興は絶対できますし、未来もあります。それを助けるうえで音楽は力になると思います。いつか自分たちも被災地で演奏したいです」と述べ、日本の復興を音楽で支援したいという思いを語りました。リーダーのブライアン・ウィルソンさんは、「デビューから50年がたっても日本に来られたことはうれしい。50年分うまくなっていると思います」と述べました。「ビーチ・ボーイズ」は、16日から国内の3か所でコンサートを開くことにしています。


ザ・ビーチ・ボーイズは昨年3月の東日本大震災翌月の4月、チャリティーシングル「Don’t Fight The Sea」をリリースしている。全収益を日本赤十字社を通して寄付しているが、この日、メンバーを代表してアル・ジャーディン(69)が改めて激励メッセージを送った。アルは昨年2月、東京と大阪でソロ公演。そのことから、「日本の素晴らしい人たちのために何かしたい」とチャリティーシングルを提案。メンバーも賛同してくれ、ソロとバンドとの契約の違いにもかかわらず、レコード会社が協力してくれて実現したという。「人生は尊いものであり、続いていくもの。グッド・バイブレーションです。ぜひポジティブに考えて下さい。絶対に復興はできますし、未来もあると思います。人生は続けていくことが大事。それを助けるとき、音楽が力になります。いずれ、自分たちも被災地で演奏できればいいと思っています」とエールを送った。



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