2013年7月15日月曜日

金融緩和で日本は破綻する?


金融緩和で日本は破綻する
 
やっぱりあります、反対の意見が。 野口 悠紀雄 と言う高名な先生の本ですが、私は今「日本経済再生 まずデフレをとめよ 」を読み始めました。
 

出版社からのコメント

安倍晋三政権の掲げる経済戦略は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」を連射するというものです。なかでも安倍首相が総選挙前から強く訴えてきたのが、一番目の金融政策です。

日本が強い経済を取り戻すには円高・デフレからの脱却が必要であり、それを達成するために日本銀行は大胆な金融緩和に踏み込むべきと主張しています。実際、一月二二日に日銀は政府と連携を強め、二%の物価目標を導入すると発表しました。

金融緩和策があたかも経済再生の「魔法の杖」のごとく喧伝されていますが、安倍首相の金融政策を続ければ、日本経済は本当に良くなるのでしょうか? 「これまでは日銀の踏み込み方が不十分だった」などの推進論はたびたび耳にするものの、金融緩和の効果を国民が広く納得できるような客観的な根拠は示されていないように思います。

野口悠紀雄氏の新著『金融緩和で日本は破綻する』は、こうした疑問に真正面から答えています。二〇〇一年以降に日本で行なわれた「量的緩和策」、〇八年以降にアメリカで実行された「QE」をつぶさに検証し、金融緩和策が所期の目的を達成できなかった事実を解き明かしていきます。

では、それにもかかわらず、なぜ日銀は緩和策を続けるのでしょうか? 著者はその答えを「日銀による財政赤字のファイナンス」に求めています。日本はGDP(国内総生産)の約二倍もの公的債務を抱えており、政府が発行した国債が市場で順調に消化できなくなれば、金利高騰などの大きな問題が発生しかねません。ところが、金融緩和策で日銀が国債を購入すれば、そうした事態を防ぐことができます。

そして、著者が最も危惧しているのが、金融緩和策の延長線上にある「日銀による国債の直接引き受け」です。日銀が政府から国債を直接引き受けられるようになると、政府は税制改正なしに、市場の制約なしに、いくらでも財源を調達できるようになります。その先に待っているのは、財政規律の弛緩と、コントロールできないインフレです。

通説に惑わされないためにも、ぜひ本書をご一読いただければ幸いです。
古本で買い求めました。
何もしない日銀・政府より目標を明確にして実施してくれる
政府・日銀に期待したいと思います。
しかし、反対意見の本も読んでみようかなと思いました。図書館で借りれるならば借りてこよう。早速、パソコンで図書館の蔵書にあるか否か、検索します。

 
 

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