2013年10月22日火曜日

河内長野市長のずれたお詫び

河内長野市長のずれたお詫び


的を外れた河内長野市長のお詫びをテレビで見ました。そして、市のホームページでも的を外れたお詫びが掲載されていました。
事件を引き起こした職員のことよりも、市の管理体制の不備を詫びていない。この感覚の鈍さにあきれました。この種の事件の原因は、管理体制の不備ですが、どこでも共通したダブルチェック体制の不備。一人に任せてしまうということです。今まで繰り返し行われてきた不正です。市長ももともと教員だったらしいのですが、管理部門の経験がない人の甘さでした。職員一人の責任でこの事件を終わらせることはできないでしょう。

市職員の逮捕について(お詫び)

このたび、本市職員である都市建設部主査が、生活保護費の業務上横領容疑で逮捕されましたことは、誠に残念と思うとともに申し訳なく、市民の皆様に心からお詫び申し上げます。
 今後とも警察当局の捜査に全面協力するとともに、市においても第三者委員会を設置するなど真相の解明と再発防止及び損害の回復に全力を挙げ取り組んでまいりたいと考えております。
 市民の皆様には、行政に対する信頼を著しく失墜させましたことを改めて心から深くお詫び申し上げます。
 平成25年10月21日
河内長野市長 芝田啓治

日本経済新聞
  大阪府河内長野市の職員が生活保護費の支給を装って公金を着服したとされる事件で、大阪府警捜査2課は21日、約400万円を着服したとして、同市まちづくり推進室職員、宮本昌浩容疑者(43)=同府富田林市高辺台3=を業務上横領の疑いで逮捕した。市によると、2009年以降の2年間で生活保護費計約2億6千万円が使途不明になっており、同課は捜査している。
 捜査2課によると、宮本容疑者は容疑を認めている。横領した金は株式の購入や預貯金に充てたほか、現金数千万円を自宅で保管していた。
 市によると、宮本容疑者は09年1月~11年3月まで生活福祉課で生活保護費の支給業務を担当。同容疑者が異動後、市の保護費は前年度より約7500万円減少。市内の受給世帯数は増加しており、市は同容疑者が担当を外れたことで着服が止まったとみている。
 逮捕容疑は、10年5~11月、保管していた同市生活福祉課長名義の口座から十数回にわたり、現金計約400万円を引き出し、着服した疑い。横領した現金はすべて市役所に設置されたATMで出金していた。
 市によると、同容疑者が異動後の11年4月、元受給者の男性に1度に約5千万円を支給した記録が判明。不審に思った別の職員が上司に報告したが、上司はエラーと思い込み放置。12年8月のシステム更新時にもエラーが確認され、内部調査をしたところ不明朗な支出が発覚した。
 市は昨年10月に府警に相談、今月上旬に刑事告訴していた

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