ピロリ除菌の保険拡大へ
ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎をおこすだけでなく長い年月を経て胃がんの原因になるといわれています。昨年、検査してピロリ菌を持っていました。そして1週間除菌のための薬を飲みましたが、その結果どうなったか、そのまま病院にはいっていません。今年の春、再度調べてもらうことにします。
胃の粘膜に感染して胃がんなどを引き起こすピロリ菌の感染による慢性胃炎について、除菌治療が保険診療として認められる見通しになったことが2日までに分かった。
ピロリ菌の除菌は胃がん予防に大きな効果があるとされているが、慢性胃炎からさらに進んで胃潰瘍などになるまでは保険適用されなかった。対象拡大で胃がんの発症者数を大幅に減らせる可能性がある。
1月31日に開催された厚生労働省の専門部会が、症状の軽い患者でも除菌で胃炎が改善するとの研究結果を確認、除菌に必要な複数の薬剤の適用範囲を広げることを認めた。近く、呼気検査などによるピロリ菌感染と内視鏡での胃炎の確認だけで、除菌が保険適用されるようになる。
ピロリ菌の除菌は胃酸を抑える薬と抗生物質を組み合わせて実施。患者は1週間ほど薬の服用を続ける。除菌に失敗したら、別の薬の組み合わせを試す。
ピロリ菌は胃酸の分泌が未成熟な幼少時に口から体内に入り、胃の粘膜にすみつくと考えられているが、除菌に成功できれば再感染の恐れは低いとされている。
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