2013年5月20日月曜日

普賢岳噴火の恐怖

普賢岳噴火の恐怖

普賢岳 火砕流・土石流の恐怖と被害については、大阪の住人である私達には想像ができませんでしたが、現場を訪れてみるとその規模の大きさに驚きです。しっかりと災害の跡地を見学して来ました。島原は、日頃は何もない穏やかな田舎町ですが雲仙岳の噴火は、繰り返し発生してきました。そしてその度に大きな災害をもたらしました。科学技術がいくら発展しても、この災害は人間の力ではどうにもならないのかもしれません。


火砕流の発生跡地 千本木展望所から平成新山を見る。大火砕流が発生し、多くの死者が出ました。民家もありましたが今は荒野となっていました。
島原市千本木地区は、平成5年6月23日、24日の2日間にわたって断続的に発生した火砕流と、それに伴う熱風(火災サージ)によって、壊滅的な被害を受けました。現在、この地区は土石流の発生を軽減するための砂防工事が行われていますが、一部地域には、火砕流に伴う堆積物がそのまま保存されています。


土石流被災家屋保存公園 道の駅みずなし本陣に行くとみることができます。観光スポットになっています。
雲仙普賢岳噴火時の土石流災害により被災した家屋11棟がそのまま保存されていて、全国でも珍しい公園です。内3棟は風雨から守るため大型テント内に保存している。家屋は、平均約2.8m土砂に埋没しており、土石流災害の恐ろしさを後世に伝える貴重な遺構である。
 

旧大野木場小学校被災校舎 砂防みらい館より。平成3年9月15日18時54分に発生した大火砕流により付近の民家等153棟とともに小学校は全焼した。深江町では、避難が徹底し人的被害はなかったもののこの災害の驚異と自然災害のすざましさを継承する火砕流遺構、砂防学習拠点のひとつとして保存している。
また、国土交通省所管の大野木場砂防みらい館も併設されており、写真・パネル等による災害の状況・復興の様子などが見学できる。
 
 
 



 

0 件のコメント:

コメントを投稿

The Beach Boys Do It Again - 50th Anniversary Edition