春の大掃除・・・老両親宅にて

春の大掃除・・・老両親宅にて

 

 

 

先日のことです。94歳と87歳の年老いた両親の家にベットを入れることになり、家具のレイアウト変更のために兄弟が集まって両親の手伝いをしました。

家具の移動は、簡単にできましたが、雑巾で床を拭いたり、掃いたりし、思った以上に掃除ができていなかったのにびっくりしました。

両親の元から自立してから約40年になりますが、今までと同じように生活を続けているだろうと思っていた両親が、昔のように生活ができなくなっていることを市ってびっりくしましたし、大変なショックでした。両親は、年をとってもう、昔と同じように生活ができないんだと思うと可哀想に思いました。これからは、3ヶ月か2ヶ月に一度は、兄弟みんなで両親の家に集まって、「掃除」をしてやりたいと思っています。

昔、子供の頃に毎週日曜日の午後4時になると「掃除」をしました。階段、廊下の水拭きもやりましたし、夏と年末には1日かけて大掃除もしました。天井の板まで水拭きしました。勿論、電気照明器具の傘も。綺麗好きだった父親の指示に従って、一生懸命に手伝いましたが、その父親、母親が「老い」のために「掃除」もできなくなっていることをいままで全く感じることができませんでした。今回、その事実を知って大いに反省させられました。今まで健康で居てくれる両親のことに無関心でした。これではいけないと思い、これからは、もっと関心を持って両親の元に帰って、色々と手伝いをしてやりたいと思いました。

 

昔の掃除手伝いの最後は、父親の革靴を靴クリームをつけて磨き上げることでした。